わが家は築16年の住宅で
太陽光8.64kW+EV+V2Hを実証中です。
目的はとてもシンプル。
「本当に電気代は減るのか?」
理論ではなく、
松阪市の一家庭の実測データを公開します。
通年の月次データや増設・V2H運用を含めた全体像は、こちらの実測まとめページに整理しています。
設備構成(2025年冬時点)

① 南西 2.88kW(既設・16年目)
② 北東 5.76kW(増設)
③ EV(66kWh)
④ V2H
⑤ エコキュート
▶ 合計:8.64kW
一般論では南面が最適とされます。
しかし、わが家は北東面を含む構成。
2025年12月 実測データ(冬)

■ 発電量合計:約487kWh
(南西225kWh+北東262kWh)
■ 自家消費率:57%
■ 実支払額:10,907円
※オール電化+EV充電含む
冬は年間で最も発電が厳しい季節です。
それでもこの水準でした。
特に注目したいのは、
北東面の発電量が南西とほぼ同等だったこと。
方角だけで単純に判断できない可能性があります。
2026年1月速報値
■ 使用量:267kWh
■ 概算支払額:約8,000円
※正式明細は後日公開予定
ゼロではありません。
しかし、従来より明確に抑えられている実感があります。
V2Hの現在の運用状況
現在の運用は次の通りです。
・基本は日中の余剰吸収(充電中心)
・夜間放電は基本していない
・2月から3日おき程度で放電テスト開始
まだ本格放電運用はしていません。
今後検証するのは、
・放電時の買電削減効果
・SOCの変動量
・季節による効率差
現時点では「実証途中」です。
EVの実使用データ

納車:2025年9月5日
走行距離:3,400km → 7,200km(2月18日時点)
約3,800km走行。
月平均 約690km。
特別な使い方はしていません。
一般的な家庭利用です。
停電対応力という副次効果
防災目的で導入したわけではありません。
しかし、
・1日放電時のSOC減少データ取得済み
・外部充電→家庭放電も理論上可能
電気代削減を目指した結果、
停電にも強い構成になりつつあります。
ただし、防災“だけ”を目的に導入するのは
ハードルが高いと感じています。
北東面は本当に不利か?

1月実測では
南西:281kWh
北東:262kWh
ほぼ同等でした。
方角は重要です。
しかし、
「不利=意味がない」ではない。
これは実測して初めてわかることでした。
まとめ|ゼロエネは思想ではなく設計
ゼロエネは理想論ではありません。
設計とデータの積み重ね。
・電気代はどこまで減るのか
・自家消費率はどこまで伸びるのか
・V2Hは本当に必要か
・北東面は成立するのか
松阪市の一家庭の実証として、
今後も継続的に公開していきます。

