冬の昼発電をどう使い切るか|在宅家庭のリアル運用記録(IH・エコキュート・EV充電の判断基準)

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わが家の前提条件

三重県松阪市。
築16年の既存住宅。

在宅時間が長い家庭だからこそできる運用ですが、
「昼間の発電をどこまで使い切れるか」は、既存住宅でも変わります。

太陽光(南西2.88kW+北東5.76kW)
EV+V2Hあり
在宅時間が長い家庭

テーマは単純です。

🟢 昼間の発電をどこまで直消費できるか

節約額ではなく、運用効率の検証です。

朝の判断基準(余剰1kW・2kWライン)

冬の朝の三重県松阪市の太陽光発電モニター

冬の発電は立ち上がりが遅い。

冬でも快晴の日は8時前から本格的に発電開始。
土日は7時半には起きないと売電されてしまいます。

判断基準は明確にしています。

🟩 余剰1kW以上
→ 洗濯・弱でエアコン開始可能

🟩 余剰2kW以上
→ エコキュート起動

エコキュートは約1.8kW消費。
家の待機電力が約0.5kW。

そのため実際の起動ラインは2.3kW前後です。

感覚ではなく、瞬間発電量で決めています。

洗濯より難しいのは乾燥

洗濯は毎朝回します。
晴れでも雨でも。

問題は乾燥。

乾燥機は約0.7kW程度。
余剰が出ていれば使用可能。

☑ 大雨の日
→ 室内干し中心
☑ 快晴1日予報
→ 大物洗濯+乾燥

曇りの日は余剰を見ながら軽負荷から開始。

家電の消費電力を把握しているかどうかで
自家消費率は変わります。

9時台のエコキュート判断

子どもを送る9時頃。
冬の終わりの頃は9時だと発電2kW前後。

ここで

・エコキュート
・乾燥機

を同時に回すこともあります。

外出先からホームアシスタントで監視。

ホームアシスタントで三重県松阪市のエコキュートを制御

☑ 急に曇る
→ エコキュート停止
☑ 晴れ戻る
→ 再開

EVが不在のときは
負荷の重い家電をどう組み合わせるかが鍵です。

15時までが勝負(IH調理の扱い)


冬は15時頃から発電が落ちます。

冬の夕方、三重県松阪市の発電が低下してきているモニター

その前に夕飯を作ります。

IHは意外と消費が大きい。

余剰が足りなさそうな日は、

🔵 一度エコキュートをオフ
🔵 IHで調理
🔵 終了後すぐエコキュート再開

ここまで行います。

理由は節約ではありません。

🟢 太陽光をそのまま消費する方が効率が良いから

EVから放電も可能ですが、
往復ロスを考えると直消費が最適です。

ここまでやるのは正直少し手間です。
それでも、直消費できる日は気持ちが良い。

充電へ振るタイミング

450Lわき上げが完了したら即停止。
EV充電へ。

SOCは25%切らないのが目安。

送迎があるため最低ラインを決めています。

冬は余剰が不安定な日も多く、

☑ SOC25%以下
→ 100Vまたは200V充電
☑ 余剰が安定
→ V2H

で使い分けています。

「5kW余剰」は長く続かない

冬場は1〜2kW帯が中心。

5kW余剰は一瞬。

むしろ拡散光の日に瞬間的に上がることがあります。

その一瞬を拾えるかどうかは
運用次第です。

売電への考え方の変化

昔は「単価が高いなら売る方が正解」

と考えていました。

今は

🟢 EVが満タンになるまでは直消費優先

という考えに変わりました。

この生活は楽か?

太陽光モニターを見る回数は確実に増えました。

ホームアシスタントは常時確認。

正直に言うと、

ややストレスを感じる日もあります。

でも、検証としては面白い。

結論

わが家で使う電力をわが家で作ってまかなうのは

設備だけでは完成しません。

自家消費率は
「暮らし方」で変わります。

自家消費率は、設備投資よりも運用の影響が大きいと実感しています。

まだ最適解は出ていません。

今は、運用データを積み上げている段階です。


本記事は、地方都市における既存住宅の
エネルギー再設計事例の一部です。

取り組み全体の概要や講座情報は、
以下よりご覧いただけます。

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住宅エネルギー実証ブロガー

三重県松阪市在住。

築16年の一般住宅で、
南西2.88kW+北東5.76kWの太陽光、
V2H、EVを組み合わせた
家庭エネルギー運用を実証中。

発電量・自家消費率・光熱費削減の実測値を継続公開。

「既存住宅でもここまでできるのか?」

その検証記録を残しています。

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